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VTuberとは?なり方から収入化のコツまでを個人VTuberが分かりやすく解説

VTuberとは?なり方から収入化のコツまでを個人VTuberが分かりやすく解説

VTuberとは、顔出しを行わずに2Dや3Dで作成されたアバターを使ってライブ配信や動画投稿を行うYouTuberを指します。

昨今はVTuberやVライバー(YouTube以外の配信サイトやアプリで活動を行うバーチャルな存在のこと)が増えており、総数でいうと既に5万人を突破しているとも言われています。

そんな大人気コンテンツとなったVTuberですが、2024年現在でもなりたいという人が後を絶たないようです。

そこでこの記事では「今からVTuberに挑戦したいけど、何から準備していいか分からない」「VTuberとして収益化するためのコツってあるの?」という悩みを抱えている人に向けて、VTuberになる方法を1から解説していきます。

もくじ

VTuberとは?

VTuberとはアバターを用いて配信を行うYouTuberのことを指します。

このアバターには実は2Dと3Dの2種類があります。

VTuberについて詳しい人なら「live2D」や「3Dお披露目配信」などの言葉にピンとくる方もいるのではないでしょうか。

本項目では、2Dアバターと3Dアバターの違いについて解説します。

今後どのような配信を行っていきたいかはもちろん、現状のスキル(イラストが描けるか)や初期費用がどこまで掛けられるかによっても最初に用意した方が良いアバターが変わってくるので、まずはそれぞれの違いを理解していきましょう!

2D VTuber

2D VTuberとは、主に「live2D」で作成されたアバターを使用して活動するVTuberを指します。

live2Dとは株式会社live2Dが開発した、元になるイラストの画風をしっかり残したままで奥行きのある2Dアバターを作成できる機能であり、現在では多くの企業勢VTuberもこの機能を使ってVTuber活動をしています!

自分の動きに合わせて簡単な動作(左右に揺れる、表情が連動するなど)が連動することが特徴で、雑談配信やゲーム配信、歌枠配信などのVTuberとして基本的な活動は2Dアバターで行うVTuberが多いとされています。

イラストが自身で描ける方、クリエイターにイラストを依頼できる初期費用がある方は2DアバターでVTuber活動を始める方が多いです!

3D VTuber

3D VTuberとは、VRoid Studio(3Dキャラクターを作成できるソフト)やBlender(3Dモデリングソフト)、Unity(ゲーム開発サービス)などで3Dのアバターを作成して活動しているVTuberを指します。

Vroid Studioは無料で簡単に3Dアバターが作成できるソフトであり、ソフト内に用意されているプリセットを組み合わせるだけで既にモーションが設定されている3Dアバターを作成することができます。

反対にBlenderやUnityは1から3Dアバターを自作できるツールで、かなりの専門知識やモデリングの知識が必要にはなりますが、全身の動きを忠実に再現してくれる高クオリティの3Dアバターを作成することが可能です。

イラストが描けない、クリエイターに依頼する費用も用意できない人はVroid Studioで作成した3DアバターでVTuber活動を始める人が多い印象です。

もちろん3Dアバターでも2Dアバターを同じく雑談配信やゲーム配信をすることはできますし、なんなら3D配信企画(全身の動きを反映させて実写のように動く必要がある企画)にも当然使えるので3Dアバターの汎用性は高いと言えます。

VTuberのなり方・始め方

配信方法・内容を考える

VTuberとして活動を始める際は、まずは活動内容を考えましょう。

前述の通りVTuberやVライバーは2024年現在で既に5万人近くいるとされているので、今からVTuberの基本的な活動(雑談、ゲーム、歌枠配信など)を初めても後発のVTuberは伸びづらいという現状があります。

なので、たとえば「可愛い声/カッコいい声に自身がある」のであれば基本的な配信内容+ASMRを行う、「FPSはかなりやり込んでいて腕前やランクも高い」のであればゲーム配信に特化するなど、自分の特技をアピールできる活動を行うことが望ましいです。

特に個人勢VTuberは「料理系VTuber」や「学術系VTuber」など、新しいジャンルが次々に生まれている状況です。

活動内容を考える時は、既存の枠にとらわれることなく自由な発想で考えてみましょう!

配信環境・機材を整える

活動内容が決まったら、次は配信環境と機材を揃える必要があります。

VTuberを始める上で最低限必要なものは「通信環境(できるだけ通信速度が速いもの)、PC(可能であればデスクトップPC)、マイク、Webカメラとされています。

それぞれ性能や価格がピンキリなので何がオススメとは言い難いのですが、一般的にPCはCPUがインテル® Core™ i7相当のもの、マイクは10,000円以上のコンデンサーマイクが良いとされています。

Webカメラは動きを反映させられれば良いだけなのでそこまでのスペックは求められません。

他にもゲーム配信をメインにするのであればキャプチャーボード、歌枠配信をメインにするのであればミキサーやオーディオインターフェースなど、揃えたい機材はたくさんあります。

もちろん最初から全ての機材を用意できるに越したことはありませんが、それだと予算がいくらあっても足りません。

最初は自分の活動に最低限必要な機材から準備をはじめ、徐々に数を増やしていくことを考えましょう!

アバターを用意する

活動内容が決定し、必要な機材をリストアップできたら次はアバターを用意していきましょう。

アバターの作成は大きく「自作」か「外注」かに分けられるので、今回はどちらの方法も解説します。

自作する

ある程度イラストが描ける人であれば、live2Dを用いてアバターを自作してみましょう。

live2Dでアバターを作る場合に必要なのは1枚絵ではなく、レイヤー分けされたイラスト(動く部分ごとに分けて描かれたイラスト)です。

なので描き分ける技術は必要になってきますが、そこさえ問題ないのであれば自分の趣味嗜好を全面的に注ぎ込んだオリジナルアバターを作ることができます。

3Dアバターであれば、Vroid Studioを使用すれば無料で簡単に作成することもできます。

こちらは専門的な知識や技能も必要なく、すでに用意されたプリセットアイテムを組み合わせることで誰でも簡単に3Dアバターが作成可能です。

自作のメリットとしては低予算で始められることと、自分の趣味を100%反映させたオリジナルキャラクターが作成できることが挙げられるので、1度は挑戦してみることをおすすめします。

外注する

「イラストが描けない」「企業勢のようにクオリティが高いアバターでVTuber活動がしたい」という方には、アバター作成の外注がオススメです。

最近はこのような需要が増えてこともあり、スキルマーケットサイトにもアバター作成を請け負ってくれるクリエイターがたくさん存在しています。

外注を検討される方は、ココナラSKIMAなどのスキルマーケットサイトを確認して、自分好みのアバターを作成してくれそうなクリエイターを探してみましょう。

録画・編集する

VTuberの主な活動はライブ配信ですが、最初のうちは自身で切り抜き動画を作る機会も多いと思います。

録画自体は配信に使用するソフト(OBS Studio)でも行えるので問題ありませんが、OBSに動画編集機能はついていないので編集用をソフトを別途用意しなくてはいけません。

最も有名な動画編集ソフトはAdobeが提供しているPremiereProですが、操作が難しいという面があり編集初心者にはハードルが高いという難点がありました。

しかし、現在は編集経験がなくとも簡単に、直観的に編集作業が行えるソフトも次々登場しています。

ここではいくつかのオススメ編集ソフトを紹介するので、ぜひ自分に合った動画編集ソフトを探してみてください!

おすすめの動画編集ソフト1:Adobe PremierePro

Adobe PremiereProは、ビジネスの世界でも愛用されている高機能な編集ソフトです。

PremiereProは聞き馴染みがない人でも、IllustratorやPhotoshopは聞いたことがあるのではないでしょうか。

PremiereProの最大の特徴はその高機能さで、簡単な切り抜き動画の作成はもちろん、AfteEffectという同じくAdobeが提供している映像制作ソフトと組み合わせて使用すれば高クオリティな映像作品を0から作成することも可能です。

ネックとしては操作が初心者には難しいことと高価なことが挙げられますが、前述のIllustratorやPhotoshopを使用すればクオリティの高いサムネイルを作成することもできます。

今後VTuberとして本格的に活動するのであれば契約しても損はないと言えるでしょう。

PremiereProの特徴
  • 価格はコンプリートプランで7,780円/月額
  • 高度な編集も可能
  • AfterEffectやIllustrator、Photoshopを使用してさらにクオリティの高い活動が可能になる

おすすめの動画編集ソフト2:DaVinci Resolve

DaVinci Resolveは、映像制作の現場でも使用される高機能な編集ソフトです。

その最大の特徴は、無償版でも有償版と遜色ない機能が使用でき、YouTubeでの動画投稿であれば全く問題にならないという点です。

無償版でも解像度「3840 × 2160」までの書き出しが行え、編集機能に関してもほぼ全ての機能が制限なしに利用できます。

無償版で制限が入る形ではなく、有償版を購入することでプロの現場でも使用できるオプション機能が解禁されるという新しい形が採用されているようです。

DaVinci Resolveの特徴
  • 無償版の編集機能は最高クラス
  • プロの映像制作の場でも使用されている
  • ソフトの開発速度が速く、常にアップデートを繰り返している
  • 初心者には高機能すぎて操作が難しい可能性あり

おすすめの動画編集ソフト3:PowerDirector365

PowerDirector365は、直観的な操作で初心者でも簡単に動画の編集が行える編集ソフトです。

最大の特徴は、無料でも簡単な編集であれば動画の書き出しまで行える点です。その代わり動画に透かしが入ってしまうのが難点ですが、右下に小さく入るだけなのでそこまで気にもなりません。

皆さんもYouTubeで右下に「PowerDirector」のロゴが入った動画を目にしたことがあるのではないでしょうか。

製品版を使用する場合でも月額が748円というお手頃価格なので、活動を始めたての人には嬉しい価格です。

編集に慣れるまではPowerDirector365を使用するという選択もおすすめです。

PowerDirectorの特徴
  • 無料でも透かしや書き出し形式の制限が入るだけで使用は可能
  • 製品版も月額748円とリーズナブル
  • モバイルアプリ版もある
  • エフェクトやトランジションが豊富

VTuberとして収益を得るためのコツ

ここからは、VTuber活動を始めてからできるだけ早く収益化を通すためのコツを紹介します。

アバターや機材の投資を惜しまない

VTuberとして最短で収益化にたどり着きたいのであれば、アバターの作成や機材の投資を惜しまないようにしましょう。

たとえ初心者でも、VTuberとしてデビューしてしまえばライバルは企業勢VTuberです。

自分を見に来てくれるリスナーも普段は企業勢VTuberの配信を視聴しており、美麗なアバターや高音質な配信に慣れていると考えてよいでしょう。

そんなリスナーにファンになってもらうためには、最初からできるだけクオリティの高い配信を行わなければいけません。

経験ではライバルに勝てませんが、アバターのクオリティや機材の性能であれば、お金を掛けることで企業勢VTuberと同等のものが手に入れることができます。そうすればリスナーの目にもとまりやすくなります。

VTuber活動においては、形から入ることも収益化の為に必要な投資であると考えるようにしましょう。

投稿や配信をコツコツと続ける

収益化への近道を紹介すると書きましたが、やはり最も大切なのはコツコツと動画投稿や配信を続けることです。

第一線を走っているVTuberのほとんどは週5~週7日で何かしらの配信を行っています。リスナーの為にコンテンツを充実させてくれるVTuberにはファンが付きやすい傾向にあります。

反対に週に1回ほどしか配信しないVTuberの場合、その1回がとんでもなく面白く高いクオリティのコンテンツになっていないとリスナーにすぐに飽きられてしまい、ファンが離れてしまうでしょう。

最初の内はクオリティを上げるために編集や準備に時間をかけ、投稿頻度や配信頻度が少なくなってしまうVTuberも多いです。

しかし、活動初期こそ活動頻度を上げて頻繁にリスナーとやり取りをしたり、新しいコンテンツを常に更新し続けることが収益化への近道になります。

新しい企画を考えて挑戦する

活動を始めたばかりのVTuberのほとんどは、雑談配信やゲーム配信を行う傾向にあります。

ただ、これらの配信は既に有名VTuberが行っているため、同じようなコンテンツで新規ファンを獲得することは年々難しくなっています。

ファンを獲得し最短で収益化を目指したいのであれば、自分が得意なことからまだ他のVTuberがあまり行っていない企画を考え、果敢に挑戦することが重要です。

YouTubeの視聴者は、常に新しいコンテンツがないかを探しています。

まだ見たことがない企画をやっていれば、それだけで珍しいもの見たさに視聴者が集まってくることも考えられます。

せっかく個人勢として活動を開始するのであれば、まだ誰もやっていない企画に果敢に挑戦するようにしましょう。

その姿勢は今後の長いVTuber活動の中でも役立つはずです。

VTuberにまつわるよくある質問

VTuberは誰でもなれる?

VTuberには誰でもなることができます。

たとえばアバターはVroid Studioを使用すれば無料で作成でき、サムネイルなどもCANVAというサービスを使用すれば無料で作成できます。

VTuberになるハードルは年々下がってきているので、これまで足踏みしていた人もすぐにでも挑戦してみましょう!

VTuberに向いている人は?

トーク・ゲーム・歌のどれかが得意で好きな人、アイデアや企画を考えることが好きな人、動画編集やサムネイルの作成などクリエイティブなことに興味がある人、継続力がある人が向いていると言えます。

能力は後からでもついてくるので、最も大切なのは「継続力があること」かもしれません。

VTuberを始めるための費用はどのくらい?

一般的には10万~200万円と言われています。

この費用にはPCの購入やアバターの外注費用なども含まれているため、最初から配信に使用できるPCは持っている、アバターは自作するといった環境や工夫で初期費用は抑えることが可能です。

どうしても費用が用意できない方は、配信アプリを使用してVライバーから始めることも検討してみてください。Ⅴライバーであればスマホ1つで初期費用0円で始めることもできます。

VTuberになる際の注意点はある?

著作権などの権利関係や炎上、身バレには注意してください。

VTuber活動で多い問題として、商用利用不可能な素材を使用して配信をしてしまう、過激な発言をして炎上してしまう、身バレや顔バレを起こしてしまいリスナーが家凸してくるなどが挙げられます。

これらは全て、あなたに身の危険が及ぶ問題です。

VTuberとして活動する場合は、権利関係や発言、配信事故にはできる限り注意しましょう。

VTuberでも身バレする?

VTuberでも身バレすることはあります。

有名な例でいうと、実写配信の際に鏡などに顔が反射して映ってしまった、カメラの設定ミスで顔がバレてしまった、うっかり住んでいる地域がわかる情報を喋ってしまった、過去にSNSにあげていた顔写真が特定されてしまったなどがあります。

配信ではできるだけカメラ関係の事故を起こさないように気を付け、発言も不用意に近所にある飲食店などの名前は出さない、デビュー前にSNSで投稿した顔写真は全て削除するなどを心掛けましょう。

まとめ

VTuberになることは今や難しいことではありません。

誰でも簡単にVTuberになることができます。

収益化を目指すのであればその道のりは厳しいものになるかもしれませんが、この記事で紹介した基本的な内容を踏まえて準備・活動を行えば少しずつでも収益化には近付いていけるのではないでしょうか。

もしこれまで足踏みしていて、VTuberに興味はあったけれど自分にはできないと諦めていた方がこの記事を読んでいるのであれば、この記事をきっかけにVTuber活動に1歩足を踏み出してもらえたら嬉しいです。

もくじ